ダイヤモンドの品質について 〜Cut(研磨)編〜
ダイヤモンドの品質を評価する「4C」は、
Cut(研磨)、Clarity(透明度)、Carat(重量)、Color(色)の4つの要素を意味とするもので
世界的宝石学研究・教育機関GIAが1950年代初頭に定めたダイヤモンドの国際的品質基準です。
GIAは「4C」を定めるにあたり「ダイヤモンドの品質が世界共通で表現されること」
「ダイヤモンドを購入する方が正確な知識を持てるようなること」の2点を重要視しました。
そのおかげでダイヤモンドアイテムを購入されるお客様と販売する私たちが、
公平にお取引ができる基準を共有できるのです。
それでは今回は4Cの「Cut(研磨)」について述べさせていただきます。
Cut(研磨)について
カットは4Cの中でも最も重要で、唯一人間の手で品質を左右できる要素です。
ダイヤモンドは、外観のプロポーション、ポリッシュ、シンメトリーが優れていることで
輝き、ファイヤー、煌めきの魅力的な条件が整います。
様々なシェイプ(形状)のダイヤモンドの中でも57/58面体のラウンドブリリアントカットは、
光を最も効率よく反射させる形として考案されました。
4CのCut(研磨)の評価基準が決められている唯一の形状でもあります。
Cut(研磨)の評価基準について
カットグレードは基本的に「Excellent」〜「Poor」の5段階で評価されています。
原石の形状にもよりますが、Carat(重量)を優先させたためバランスの悪いプロポーションにカットされたダイヤモンドは、
輝きや煌めきが損なわれ低い評価となってしまいます。
一方、Carat(重量)を優先させることなく、職人の丁寧な仕事によって優れたカットグレードに仕上げられたダイヤモンドは、
美しい外観で華やかに輝き、評価も上位になります。
ACHACOでは職人の丁寧な仕事によってCut(研磨)されたカットグレードの高いダイヤモンドを取り揃えるよう努めております。